BALATRO

はじめに

BALATRO。2月20日にSteamに突如登場。あっという間に100万ダウンロードを超え、圧倒的に公表というゲーム。気になったので、ダウンロードしてみましたが、とっつきやすく遊びやすいです。

ルール

基本的にはポーカーの役を作りポイントを獲得します。ポイントはワンペアやストレートなど役作りの難しさによって異なり、基本点×倍率で加算されます。数回の役作りで得た合計ポイントが、指定されたポイントを超えられればクリア。指定ポイントが上がりつつ次の面に進みます。この時にクリアまでにかかった手数などによってお金が溜まります。これらを駆使して最終的に10万点を超えられればクリアとなります。

デッキ構築

BALATROがBALATROであるのがデッキ構築。ラウンド終了ごとにショップで強化カードを買うことができます。これで基本点と倍率を上げていくことになります。このへんも何回かやっていくうちにルールを覚えられるあたりも高評価たるゆえんかと思います。

ショップ画面 どのカードを買おうか

ジョーカー

絵札が出たときに倍率+4、クリアしたときにお金+$4、レアカードのジョーカーを持っていた時に枚数×1.5倍など、効果は様々。運要素がかなり強いですが、良いジョーカーを引くことが重要です。通常5枚まで持てます。

惑星カード

購入するごとにカードに記載された役の基本点と倍率が少し上がります。同じ役のカードを買い続けることで得点しやすくなります。ツーペア、フラッシュ、ストレートあたりを買うのがよさげ。

タロット

購入することでカードを強化したり、カードを破壊したり、ランダムで惑星カードを作ったりと、様々な効果があります。

バウチャー

手札を増やしたり、交換回数を増やしたり、ジョーカースロットを増やしたり、惑星カードを出しやすくしたりできます。

あがりやすさ

Slay the Spireなどと一緒で手札を強くしながら先に進むゲームですが、Slay the Spireがじわじわとじり貧になっていくのに対し、突然火力が足りなくなりゲームオーバーになります。カード、強化カードの順番などの乱数のシード値が毎回表示されるため、再度同じゲームで攻略できたりします。1ゲーム小一時間くらいで終わるため、手軽に遊べる良いゲームだと思いました。

結構良いジョーカーが来てましたが、ゲームオーバー
ツーペアを主軸に惑星を買いあさり、ジョーカーもそろえて初勝利!

コントローラーの改造 その3 Qanba Droneのボタンの直配線

きっかけ

今回のCapcom Cupでは毎試合コントローラーのチェックをしていました。ここ数年でコントローラーがいろんなメーカーから出ていますが、コマコンなどを持ち込む参加者が出る可能性がある以上、今後もこの流れは続くと思います。
昨年8月に書いた「Qanba Droneへのボタン追加ですが、おそらくカプコンプロツアーのレギュレーションに抵触しています。具体的には、この辺り。

同じ攻撃行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。例えば、弱パンチボタンを2つ以上設置することは認められない。

オフラインの大会参加して、コントローラーをチェックされた場合にアウトなので、再度改造してみました。

作業

DroneのL3とR3ボタンは基板上にスイッチのパターンがあるため、基板のパターンに直ではんだ付けしていきます。手持ちの工具とはんだで試みたのですが、こてが悪いのか、はんだが古いのか、基板に上手くつかないので工具等を追加しました。

工具

  • はんだごて
    白光の温度調整できるFX600-02を調達。10年ほど前に買った、同じく白光のRed 500は持っていたのですが、はんだ付けはこて先の温度が大事らしいので思い切って買いました。
  • フラックス
    基板上のボタンの配線パターンは穴が開いているわけではないので接合が大変です。フラックスを塗ると月が良くなるとの情報を得たので購入。ホーザンのH-722。
  • はんだ
    はんだも30年近く前のもので、太いので0.6φのものを購入。購入した後で未開封のものを買っていたことに気が付いたorz。

作業

  1. 普通に基板を外します。ねじは5箇所。

    本体についている基板

  2. 今回はんだ付けするのはL3とR3のスイッチ。パターンの幅は数mm程度。拡大鏡が欲しい。

    表側に各スイッチのパターンがあります

  3. フラックスを塗ってもうまくつかずに諦めかけましたが、何回か挑戦し、なんとかくっつけることができました。下手くそで汚いのはご愛敬😓
    パターンの隙間が1mmも無いので、はんだ自体でショートしちゃっているか心配でしたが、大丈夫だったようです。

    作業終了

  4. そのままだと他のボタンが効かなくなるので、L3とR3のスイッチは外しておきます。蓋を戻して完成。これでハードウェアチェックされても大丈夫。もっとも、ハードウェアチェックされるほど勝ち上がれるとは思えませんが🥲

    ボタン
    完成

未解決事件は終わらせないといけないから

Twitterの誰かのつぶやきで気になって購入したゲーム。いわゆるジャケ買い

タイトル画面
最初は何をしたらいいのかわからなかったけれど、捜査官(プレイヤー)と登場人物の会話の中に出てくるキーワードを繋ぎ、誰がいつ言った発言かを整理することで事件の全貌が少しずつ見えてくるという構成。
クリアタイムはグロスで7.3時間。ネットで多分5時間ほど。 飽き性なのか、子供のころからゲームは1時間ぐらいやっているとつらくなるのだけど、今回は割とぶっ通しでクリアしました。
一昨年、マルコと銀河龍も一気にクリアしちゃったけど、この手のゲームは割と好きなのかもしれない。

バルサスの要塞

ここ数年,帰ってきたら飯もそこそこにPCの前に座りゲームをしたり動画を見たりとあまり生産的な生活をしてなかったので,デジタルデトックスを兼ねて積読してあった本を崩すことにしました。
数年前に買った復刻版ゲームブックファイティングファンタジーの1冊バルサスの要塞pixivにも解説がある。 この本は,中学の頃に友達に借りて読んだのが最初。当時は夢中になって読み進めていた気がするけれど,途中に出てくるガンジーというモンスターに阻まれ,正攻法では結局解けなかった気がする。
ファイティングファンタジーは,最初にサイコロを振って,技術点,体力点,運点などを決め,途中のモンスターと戦いながら物語を進めていく。ゲーム自体はPCのRPGとあまり変わらないもの。自分のステータス,魔法,持ち物や戦闘結果はアドベンチャーシートに記入して進めるが,その他に地図を描きながら進めていくことが推奨されている。PCのRPG同様,戦闘で負けて体力が0になったり,選択を誤れば即死ぬ。そして,セーブポイントではなく最初からやり直しになるため,地図を作っておいた方が,次回に楽に攻略できる。
本作では,魔法も使えるが,どの魔法をいくつ持っていくかで難易度もかなり変わる。
先日購入したKindle Scribeがあるので,地図はこれで書くことにした。ステータスもウェブアプリやスプレッドシートなどで公開しているサイトもあるが,やはり,紙と鉛筆とサイコロを振るのが良いんだと思う。
今回は,途中で穴に落ちてゲームオーバーとなってしまった。ただ,必要となる魔法もわかってきたし,また明日挑戦かな。

Kindle Scribeで地図を描きながら読み進めます

コントローラーの改造 その2 アフガンコンへのボタン追加

もう一つのアケコンの改造

格ゲー用にアケコンは3つ持ってます。

購入価格はそれぞれDroneが10,093円(2018年),サイガジェコンが9,430円(2020年)でしたが,現在は倍近くに高騰しているようです😦
さて,ストリートファイターVの時は8ボタンしか設定できなかったので特に何も改造せずに使っていたのですが,ストリートファイター6からは公式に11ボタンまで許容されました。これまで8ボタンの右二つを高みボタンとして使用できましたが,さらにL3,R3,タッチパッドの3つのボタンを追加できるようになります。
ストリートファイター6では,新しく追加されたドライブインパクトとドライブパリイがありますが,キャラクター共通でゲームの勝敗に大きく影響を与えるアクションになります。
先日,Qanba Droneの穴あけ&ボタン追加をしましたが,普段使っているアフガンコンも同じようにボタンを追加して同じにしておかないと不便だなという事で,追加することにしました。

準備

今回はハンダは使わなくて済みましたが,工具を買い足しました。元手はかかりますが趣味も兼ねてますからね💦

  • ホールソー
    ホールソーを準備。アフガンコンは天板が2枚ありますが,穴の径が異なります。アケコンは24Φのボタンで作ってもらったので24Φ27Φの2つを購入。27Φのは26Φでも良かったかも…。
  • 圧着工具
    ISWISSの圧着工具を買いました。ファストン端子は2か所かしめる必要がありますが,1回でできます。しかもきれいに。専用工具は偉大です。

作業

アクリルは塩ビやABS樹脂と比較して割れやすいので,相当に回転速度を落としてゆっくり穴をあけていきます。5円玉でざっくり位置決めをしましたが,ぎりぎり大丈夫でした💦

穴あけだけで1時間近くかかりましたが,無事完成。ボタンはメタリックの予備が無かったので,購入時につけてた白いので代用。

一応,ボタンの並びは 投げ,DI,DP
小P,中P,大P,PPP 小K,中K,大K,KKK DI,DP です。 道具もそろったし,そろそろランクマ回すかなあ。

コントローラーの改造 その1 Qanba Droneのボタン追加

アケコンの改造

6月2日の発売から2か月経ったストリートファイター6。前作Vでは8ボタンでしたが,本作は11ボタンまで設定することができます。

ドライブラッシュ,ドライブインパクトは押しやすい位置,親指あたりにあった方が押しやすいように思います。 気に入っているアケコンなので少し悩みましたが,改造することにしました。

準備

  1. ボタン
    三和の30Φを購入。お気に入りは少し高いですがガンメタ
    千石電商で買えればよかったのですが,ちょうど品切れだったので三和の楽天支店で。
  2. コード
    千石電商で売ってたサンコーのUL1007 AWG20こちらは6色ですが,ネット通販だと10色入りもあるので,こっちの方が便利かも。これは外径1.77ですが,もうちょっと細くてもいいかもしれない…。
  3. ファストン端子
    110タブのもの。オスメス。私は使いませんでしたが,絶縁スリーブなんかも一緒に購入すると良いかも。
  4. ダイオード
    この辺を参考に秋月でスイッチングダイオードを調達。
  5. 脱着式レバー
    パーツ揃えるのに千石電商のサイトを見ていたら入荷していたのでついポチってしまいました。三和のJLF用。EEHD-5LB4 PhreakMods The Link EX Groove JLF
  6. 工具類
    手持ちので良いと思いますが,何かの参考になるかもしれないので書いておきます。
    ワイヤーストリッパーVESSELのNO3500E-2ロブテックスのFK-1(販売終了品)
    ・ホールソー:トラスコのTSLホールカッター30mm
    ・ドリル刃:コーナンのドリル刃セットPALW-479 ・ドリル:兄からもらったBOSCHのPSB 18 LI-2(既に絶版っぽいです)
    ・ニッパー:プラモデル用のニッパー(6点セット。絶版のため製品番号分からず)
    ・ペンチ:HOZANのP-43-175電気工事士試験用に購入)

作業

  1. 穴あけ
    ジョイスティックと干渉しないようにします。JLFの基盤は大体95mm×54mmなので,そこに干渉しないように設定します。アケコン天板のジョイスティック穴の中心から縦47mm,横27mm程度のところに水性ペンで線を引いて目安にします。30Φのボタンは引っ掛かりを含めると34mmぐらいあるので,ボタン同士でも干渉しないように。奇しくもレバー用ディスクが38Φ程度で中心に穴も開いているので,良い感じでガイドになります。
    下穴を3.5mmのドリルで開けたら,えいやでホールソーで開けていきます。
    穴あけ作業
    本作はCAPCOM PRO TOUR 2023 公式規定の添付Cコントローラー利用規定にて11ボタンを公式に認めています。
  2. 仕切りの切り取り
    Droneはボタン部分が仕切られているので切り取ります。見えない部分なので適当に。私はニッパーで2か所切れ込みを入れて,ペンチでねじ切りました。
    ちなみに,底に敷き詰めてあるのは重りです。タイヤのバランスウェイト。Droneは軽く,購入当初は操作にも慣れてなかったので目一杯敷き詰めてましたが,今は外してあります(笑)。
    仕切りの切り取り
  3. 配線
    今回,ドライブインパクトボタンとドライブパリィボタンを追加したかったので,中P中Kのボタン,大P大Kボタンからそれぞれ線を引っ張ってきます。
    適当に配線していきますが,何も考えずに配線するとドライブインパクトボタンが3つ,ドライブパリィボタンが3つできてしまいますので,追加したボタンとの配線の間にダイオードを追加します。
    配線
  4. TheLinkの換装と完成
    ついでにTheLinkの換装して完成。
    TheLinkを追加して完成

CPTルールとの関係

さて,この改造で大会に出られるのか一応確認しておきます。ルールについてはカプコンプロツアーのサイトにまとめられています。
コントローラー関係は添付Cにコントローラー利用規定としてまとめられています。

2.14. 複合入力:1つの入力で複数の入力を実行したことになること。複合入力は、ストリートファイター6のゲーム中、コントローラー設定で適用できる複合入力以外は認められない。すなわち、操作タイプごとに下記の組み合わせ以外に無い。無論、移動行動と攻撃行動の組み合わせを1つの入力系統に収める事はできない。

2.14.1. モダン:弱+中・弱+強・中+強・弱+中+強・強+必殺技・アピール

2.14.2. クラシック:弱P+弱K・中P+中K・強P+強K・弱P+中P・弱P+強P・中P+強P・弱P+中P+強P・弱K+中K・弱K+強K・中K+強K・弱K+中K+強K・アピール(Pはパンチ、Kはキックを指す)

4.1. 攻撃行動 攻撃行動として使用できる入力系統は最大11個までとする。ただし同じ攻撃行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。例えば、弱パンチボタンを2つ以上設置することは認められない。攻撃行動の入力系統が11個を超えるコントローラーを使用する場合は事前に不要な入力系統を攻撃行動として使用できないようにする措置を行わなければならない。なお、ゲーム中の『コントローラー設定』で攻撃行動の入力として使用できない入力系統(DualSenseのPSボタン、ミュートボタンなど)については上記対象とならない。

これは,既存のコントローラー8ボタンに追加でL3,R3,Shareボタンなどを追加できますし,自作アケコンも認めているので自らボタンを追加することもできます。追加したボタンには,ゲーム内で設定できる行動を設定可能です。ですので,これを読む限り,ボタンの割り当てはソフト的,ハード的どちらでもよいようです。今回の改造はクラシックの組み合わせ例にあるので全く問題ないですが,1点,ひっかかるところとして,「ただし同じ攻撃行動を複数の入力系統に割り当てることはできない。」があります。L3,R3,Shareをドライブインパクト,ドライブパリィ以外に設定すればこの文言は回避できますが,11以上のボタンになってしまいます。ですので,厳密にはアウトですが,一方で対戦中にDroneのL3,R3,Shareボタンを押すことは,位置的に押しにくくまずないので,お許しかなとも思います。
何よりこの改造だとトレモでも実戦環境と同じなのが嬉しいです。追加ボタンにL3,R3,Shareを割り当てる改造だと,トレモ中はリスタートなどの設定が優先されてしまいます。

ストリートファイターVの思い出

ストリートファイター新作発売

いよいよ明日,ストリートファイター6の発売。
これでストリートファイターVが遊べなくなるわけではないのですが,いったん一区切りとなるので,記録に残しておきます。
Twitter界隈では「卒業」という言葉を使ってますが,翌日から会えなくなるわけでもなく,でもそんなには戻ってこないのかな?という意味でも「卒業」って言葉は良い充て方だなって思います。

ストリートファイターとの再会

暫くゲームはしていなかったのだけど,再開したのは,ひょんなことからタワー型PCが手に入ったのと,自分の時間ができるようになったこと,そして今まで何となく怪しいと思ってたSteamに手を出してしまったことから。 それが2017年の夏。
当初,Age of EmpireIIぐらいができれば良いやぐらいだったのが,ストアを見るうちに格ゲーが目に留まりました。
学生の頃は,スーファミネオジオで何時間も対戦していたことがありますが,超絶なコマンドテクニックはもちろん,ブロッキングオリジナルコンボなど,だんだん上級者向けのゲームしか出てこなくなり,キングオブファイターズは99,ストリートファイターはZero辺りで止めてしまっていました。
改めて,最近のストリートファイターはどんなものなのだろうと興味半分で他の格ゲーと一緒に購入してみました。
ところが,手持ちのPCではグラフィックが弱すぎて3D系のゲームが全くできなかったので,冬に新調することに。なので,ホントの意味での出会いは2017年の12月。同時にファイティングコマンダーも買いました。最初は隆を少し使い,その後,何となくかりんを使い始めました。

座学の開始

ストリートファイターストII~Zeroぐらいまでは結構遊んだものの,上中下段なんかの意識は無く,ジャンプ攻撃は立ちガード,しゃがみキックはしゃがみガードぐらいの意識しか持ってませんでした。 最初こそ,大学の頃に触ったストII同様,キャラが思い通りに動かしてCPU戦に勝つだけで楽しかったのですが,少しずつじゃんけん的な要素もExcelにまとめて勉強するようになりました。
そこでフレームの勉強や確定反撃などのキャラ対策まで勉強すればよかったのですが,ゲームの座学はあまり好きではなかったので,そこまではやらずに遊んでました。

ファルケ参戦

2018年4月25日,プロモーション画像に出ていた謎めいたトレンチコートの男女二人組の女性の方,すなわちファルケが参戦。世代的にはアーケードエディション,VTIIが2018年1月に実装された後,VSIIは未実装でした。
天狐→大蛇がどうしても難しく,新キャラという事で惹かれ,参戦日に使い始めましたが,ファルケの弾はボタン溜め。天板6ボタンのファイコマだとどうしてもボタン溜めが難しく断念。しばらくかりんを使い続けることにしました。

アケコン導入

しかし,ファルケをどうしても使いたかったことと,パッドでのかりんの大蛇がどうしてもだしずらかったことから,意を決して2018年7月6日,アケコンをポチります。悩んだ末,安くて性能も良さげなQuanba Drone。10,000円でした。 2023年現在の価格は18,000オーバーです
結局,アケコン買ったからと言って直ぐに思い通りに操作ができるわけもなく,ましてや大蛇が出せるわけもなく,ボタン溜めができるファルケに移行していきます。アケコンはせっかく買ったので頑張って使ってましたが,気が付けばパッドは指がいたくなるので辛く,アケコンから離れられない体になっていました(笑)。

動画を見始める

多少は強くなりたいなという事で,2019年の春ごろからCFN,攻略サイトそして,動画を見始めました。当時ファルケのLPトップはJivan_JPさん。某巨大掲示板サイトだと「じばにゃん」と呼ばれ愛されていました。かなりの強さを持っているのに,結局大会などの表舞台には出てこなかった方です。大会で活躍するところを見てみたかったのですが…。そして,もう一人,じばにゃんの名前の元になった思われる「ぎのにゃん」。個人的にはこの二人と,Twitchで見つけたThe4Philzz氏。この方々がファルケ使いの始祖だと思っています。
ぎのにゃん氏はなんとパッド勢。人差し指で天板のボタンを押すと聞いてびっくりしたこともあります。
The4Philzz氏はイギリス人。sako氏と同様,器用なタイプで,強い行動を押し付けて勝つのではなく,チャンスに常に最大を決める勝ち方をする方でした。初めてビッツやサブスクリプションを送ったのもこの人が初めて。当時は,配信の終わりに見に来てくれた方全員の名前を読み上げてくれていました。当初,道場名がHeadquaterであったことと,声から歳が判断できなかったので結構な歳の方かと思っていたのですが,ある時,二十歳ぐらいと知ってびっくりしました。そんな応援していた氏ですが,2021年度CPTはいきなりの地域優勝。思わずTwitterでメンション付きで呟いてしまったほどでした。残念ながらこの年はカプコンカップは開かれませんでしたが,翌2022年度,ラストイヤーのCPT地域大会も優勝。この年は各大会で優勝したときに使っていたキャラクターのジャージカラーが解放されたのですが,レアキャラクターのファルケが解放されてこれもびっくりでした。もちろん,購入済みだったのであまり意味はなかったのですが…。この年はファイナル進出をかけた戦いまで進めましたが,残念ながら予選プールで敗退。

Capcom Cup IX

それでも,ずっと弱いといれていたもちキャラファルケで勝ち上がっていく様は痛快でしたし,応援している選手が勝ち上がっていくのは本当にうれしかったです。

ファルケがんばる

ファルケは,参戦当初はプロ達ももちろん触ってましたが,実装してしばらくは「良く分からないからランクD」にされている不遇のキャラクターでした。 実際に調整履歴を見るとどれだけ弱かったのか分かります。

  • 2018年12月
    ルフトヤークトの落下速度増加,投げ間合い拡大の一方,ブラウクラレのキャンセルがオミットされました。
  • 2019年12月
    体力増強,しゃがみ中KのCAキャンセル,サイコゼーレ実装されました。弾の溜め時間が短くなったのもこの時!今まで気の遠くなるような溜め時間で戦っていたかと思うと自分をほめてあげたくなります。
  • 2022年3月
    しゃがみ弱Pの連打キャンセル,そしてついにEX弾実装!全ファルケ使いが歓喜したアップデートEX弾は参戦初期からの悲願でした。今までコンボぐらいでしかゲージを吐けず,積極的に履けるようになったのが嬉しかったです。

道場について

道場機能は2018年9月26日に実装。たまたま見つけた道場に入って,Twitterでも何人か仲良くなり,今でもやり取りしている方もいますが,道場内で活発な交流があるわけでもなく,良くも悪くも我流でやる毎日でした。ルーキーからブロンズぐらいまでは楽しかったランクマも,だんだん精神的にきつくなってきて,気が付けばアーケードばかりやっていました。

道場再入門と大会

2022年5月に最後のシーズンぐらい思いっきり楽しんでみようかと道場を変えることにしました。道場の条件は,そんなに人が多くなく,道場内の「On Line」の方が多いところ。道場はTwitterで交流できるので,入門しましたーと送ったところ,まもなく「大会出ませんか?」と誘われました。その時に出場したのが「けもの杯2」大会の様子をまとめています。何かの間違いで無双してしまったのも良い思い出…。

EVO2023

シーズン最後という事で皆さんとお会いしましょうとEVOに出ました。残念ながら,私は参加登録をミスって観戦だけになってましたが,道場の皆さんと会うことができて本当に楽しかった。
結局,ゴールドまでしか上がることができませんでしたが,いい締めくくりになったと思います。