ストリートファイターVの思い出

ストリートファイター新作発売

いよいよ明日,ストリートファイター6の発売。
これでストリートファイターVが遊べなくなるわけではないのですが,いったん一区切りとなるので,記録に残しておきます。
Twitter界隈では「卒業」という言葉を使ってますが,翌日から会えなくなるわけでもなく,でもそんなには戻ってこないのかな?という意味でも「卒業」って言葉は良い充て方だなって思います。

ストリートファイターとの再会

暫くゲームはしていなかったのだけど,再開したのは,ひょんなことからタワー型PCが手に入ったのと,自分の時間ができるようになったこと,そして今まで何となく怪しいと思ってたSteamに手を出してしまったことから。 それが2017年の夏。
当初,Age of EmpireIIぐらいができれば良いやぐらいだったのが,ストアを見るうちに格ゲーが目に留まりました。
学生の頃は,スーファミネオジオで何時間も対戦していたことがありますが,超絶なコマンドテクニックはもちろん,ブロッキングオリジナルコンボなど,だんだん上級者向けのゲームしか出てこなくなり,キングオブファイターズは99,ストリートファイターはZero辺りで止めてしまっていました。
改めて,最近のストリートファイターはどんなものなのだろうと興味半分で他の格ゲーと一緒に購入してみました。
ところが,手持ちのPCではグラフィックが弱すぎて3D系のゲームが全くできなかったので,冬に新調することに。なので,ホントの意味での出会いは2017年の12月。同時にファイティングコマンダーも買いました。最初は隆を少し使い,その後,何となくかりんを使い始めました。

座学の開始

ストリートファイターストII~Zeroぐらいまでは結構遊んだものの,上中下段なんかの意識は無く,ジャンプ攻撃は立ちガード,しゃがみキックはしゃがみガードぐらいの意識しか持ってませんでした。 最初こそ,大学の頃に触ったストII同様,キャラが思い通りに動かしてCPU戦に勝つだけで楽しかったのですが,少しずつじゃんけん的な要素もExcelにまとめて勉強するようになりました。
そこでフレームの勉強や確定反撃などのキャラ対策まで勉強すればよかったのですが,ゲームの座学はあまり好きではなかったので,そこまではやらずに遊んでました。

ファルケ参戦

2018年4月25日,プロモーション画像に出ていた謎めいたトレンチコートの男女二人組の女性の方,すなわちファルケが参戦。世代的にはアーケードエディション,VTIIが2018年1月に実装された後,VSIIは未実装でした。
天狐→大蛇がどうしても難しく,新キャラという事で惹かれ,参戦日に使い始めましたが,ファルケの弾はボタン溜め。天板6ボタンのファイコマだとどうしてもボタン溜めが難しく断念。しばらくかりんを使い続けることにしました。

アケコン導入

しかし,ファルケをどうしても使いたかったことと,パッドでのかりんの大蛇がどうしてもだしずらかったことから,意を決して2018年7月6日,アケコンをポチります。悩んだ末,安くて性能も良さげなQuanba Drone。10,000円でした。 2023年現在の価格は18,000オーバーです
結局,アケコン買ったからと言って直ぐに思い通りに操作ができるわけもなく,ましてや大蛇が出せるわけもなく,ボタン溜めができるファルケに移行していきます。アケコンはせっかく買ったので頑張って使ってましたが,気が付けばパッドは指がいたくなるので辛く,アケコンから離れられない体になっていました(笑)。

動画を見始める

多少は強くなりたいなという事で,2019年の春ごろからCFN,攻略サイトそして,動画を見始めました。当時ファルケのLPトップはJivan_JPさん。某巨大掲示板サイトだと「じばにゃん」と呼ばれ愛されていました。かなりの強さを持っているのに,結局大会などの表舞台には出てこなかった方です。大会で活躍するところを見てみたかったのですが…。そして,もう一人,じばにゃんの名前の元になった思われる「ぎのにゃん」。個人的にはこの二人と,Twitchで見つけたThe4Philzz氏。この方々がファルケ使いの始祖だと思っています。
ぎのにゃん氏はなんとパッド勢。人差し指で天板のボタンを押すと聞いてびっくりしたこともあります。
The4Philzz氏はイギリス人。sako氏と同様,器用なタイプで,強い行動を押し付けて勝つのではなく,チャンスに常に最大を決める勝ち方をする方でした。初めてビッツやサブスクリプションを送ったのもこの人が初めて。当時は,配信の終わりに見に来てくれた方全員の名前を読み上げてくれていました。当初,道場名がHeadquaterであったことと,声から歳が判断できなかったので結構な歳の方かと思っていたのですが,ある時,二十歳ぐらいと知ってびっくりしました。そんな応援していた氏ですが,2021年度CPTはいきなりの地域優勝。思わずTwitterでメンション付きで呟いてしまったほどでした。残念ながらこの年はカプコンカップは開かれませんでしたが,翌2022年度,ラストイヤーのCPT地域大会も優勝。この年は各大会で優勝したときに使っていたキャラクターのジャージカラーが解放されたのですが,レアキャラクターのファルケが解放されてこれもびっくりでした。もちろん,購入済みだったのであまり意味はなかったのですが…。この年はファイナル進出をかけた戦いまで進めましたが,残念ながら予選プールで敗退。

Capcom Cup IX

それでも,ずっと弱いといれていたもちキャラファルケで勝ち上がっていく様は痛快でしたし,応援している選手が勝ち上がっていくのは本当にうれしかったです。

ファルケがんばる

ファルケは,参戦当初はプロ達ももちろん触ってましたが,実装してしばらくは「良く分からないからランクD」にされている不遇のキャラクターでした。 実際に調整履歴を見るとどれだけ弱かったのか分かります。

  • 2018年12月
    ルフトヤークトの落下速度増加,投げ間合い拡大の一方,ブラウクラレのキャンセルがオミットされました。
  • 2019年12月
    体力増強,しゃがみ中KのCAキャンセル,サイコゼーレ実装されました。弾の溜め時間が短くなったのもこの時!今まで気の遠くなるような溜め時間で戦っていたかと思うと自分をほめてあげたくなります。
  • 2022年3月
    しゃがみ弱Pの連打キャンセル,そしてついにEX弾実装!全ファルケ使いが歓喜したアップデートEX弾は参戦初期からの悲願でした。今までコンボぐらいでしかゲージを吐けず,積極的に履けるようになったのが嬉しかったです。

道場について

道場機能は2018年9月26日に実装。たまたま見つけた道場に入って,Twitterでも何人か仲良くなり,今でもやり取りしている方もいますが,道場内で活発な交流があるわけでもなく,良くも悪くも我流でやる毎日でした。ルーキーからブロンズぐらいまでは楽しかったランクマも,だんだん精神的にきつくなってきて,気が付けばアーケードばかりやっていました。

道場再入門と大会

2022年5月に最後のシーズンぐらい思いっきり楽しんでみようかと道場を変えることにしました。道場の条件は,そんなに人が多くなく,道場内の「On Line」の方が多いところ。道場はTwitterで交流できるので,入門しましたーと送ったところ,まもなく「大会出ませんか?」と誘われました。その時に出場したのが「けもの杯2」大会の様子をまとめています。何かの間違いで無双してしまったのも良い思い出…。

EVO2023

シーズン最後という事で皆さんとお会いしましょうとEVOに出ました。残念ながら,私は参加登録をミスって観戦だけになってましたが,道場の皆さんと会うことができて本当に楽しかった。
結局,ゴールドまでしか上がることができませんでしたが,いい締めくくりになったと思います。