上手い人との比較

ありがたいことに,スト5は自分や他のプレーヤーの統計情報を見ることができます。

勝率やキャラの使用頻度はもちろんのこと,通常技・必殺技の使用率やヒット率,そして防御率までも見ることができます。

1年ほど前にかりん使っていた時にもやったことあるのですが,かりんと比べてあまりに勝てないのでファルケの上手い方との比較をしてみました。

キャラ別に…とかもあるのですが,私の場合,キャラ対策以前に負けっぱなしなので,総合で比較してみます。しかも恐れ多くもファルケ全一の方と。特に大きな意味がないので,1%以下の場合を除いてわかりやすいように小数点以下1位で四捨五入してます。

1.技全体

1-1.使用率

この項目は「立ち・しゃがみ通常攻撃」「空中通常攻撃」「通常投げ」「特殊攻撃」「必殺技」「EX必殺技」「CA」「Vトリガー」「Vリバーサル」「Vスキル」の11項目。先ずトップ3を見てみると,

トップ3 全一
1 必殺技(25) しゃがみ通常攻撃(22)
2 立ち通常攻撃(18) 立ち通常攻撃(17)
3 しゃがみ通常攻撃(17) 必殺技(17)

ということで,しゃがみ攻撃と必殺技が逆転ということは,私の方が結構ぶっ放しているのが分かる。次にワースト3を見てみると,

ワースト3 全一
1 Vリバーサル(0.34) Vリバーサル(0.21)
2 CA(0.36) CA(0.24)
3 Vスキル(2.04) Vトリガー(2.11)

ワースト3位と4位でVスキル,Vトリガーが逆転。つまり,上手い人はよりVスキルを使っているようです。

1-2.ヒット率

次にヒット率を比べてみると,

トップ3 全一
1 EX必殺技(75) CA(92)
2 必殺技(43) EX必殺技(86)
3 立ち通常攻撃(40) 必殺技(46)

ということが分かりました。1-1でも既に見えてましたが,私の必殺技の使用率が1位でヒット率が2位ということは,ぶっ放し,しかも単体でということなのでしょう。これに対して全一の方はトップ3全部必殺技系。特にCAとEXは高いヒット率なことから,確認ないしは確定の状況で使っているということが分かります。CAに至っては,0.24%の使用率にも関わらず92%のヒット率ということで,無駄にゲージを使わず,ここぞというところで打っているのでしょう。 ちなみにワーストは

ワースト3 全一
1 空中通常攻撃(26) 空中通常攻撃(29)
2 特殊攻撃(28) 特殊攻撃(31)
3 しゃがみ通常攻撃(32) しゃがみ通常攻撃(35)

こちらは順位とヒット率共に変わりませんが,それでも一律全一の方の方が技をあてに行っていることが分かりました。

1-3.ガード率

ガード率を見てみます。全体のガード率は私の41%に対して全一の方は45%。トップ3を見てみると,

トップ3 全一
1 しゃがみ必殺技(56) しゃがみ通常攻撃(48)
2 しゃがみ通常攻撃(22) 通常投げ(43)
3 必殺技(21) しゃがみ特殊攻撃(41)

となって,明らかに傾向が違う。全一の方はしゃがみガードで通常攻撃の半分をガードし,投げや特殊攻撃なんかもがっちりガードしている。対して私は必殺技(単発ぶっぱでしょう)はガードできるものの,通常攻撃は22%ほどしかガードできてないことが分かった。

ワースト3 全一
1 CA(0) CA(4)
2 EX必殺技(10) しゃがみCA(9)
3 しゃがみ特殊攻撃(11) しゃがみEX必殺技(16)

ワーストもCAこそ1位で一緒ですが,これは決めるべき時に決められちゃうからということなのでしょう。私の場合,CA,EX,特殊攻撃で崩されまくりのダメージ高い技でやられまくりというのが想像できます。

2.通常技

2-1.使用率

通常技の使用率を見てみる。防御以外が弱いのはわかったのだけど,牽制技やよく使う技に違いがみられそう。これはトップ5で。カッコ内は使用率とそのヒット率。

トップ5 全一
1 しゃがみ中パンチ(16, 33) しゃがみ弱パンチ(11, 40)
2 立ち中パンチ(14, 44) 立ち中キック(10, 35)
3 前ジャンプ強キック(11, 29) しゃがみ中パンチ(9, 21)
4 立ち中キック(8, 51) 立ち強パンチ(7, 33)
5 立ち強パンチ(6, 39) しゃがみ弱キック(7, 36)

使用率は全部足すと100%になるので,単純にどの技をどの割合で出しているかということ。 私の場合,トップ5で56%を占める。一方全一の方は44%ということで,私は特定の技への偏りが大きいことが分かる。技自体も私が中攻撃だけなのに対して,全一の方は強攻撃は立ち強パンチだけ。逆に言うと弱中攻撃で立ちまわっていることになる。牽制技で弱攻撃をするというけれど,結構振っているのだろう。 また,ランク外だけれども,かりん使っているときも多用してしまう強キックについては,私が5%なのに対してわずか0.1%。そしてヒット率は30%と33%であることから,ここぞというときにしか振っていないことが分かる。試しにワーストで比較してみると,全一の方が0.1~0.3%しか振らない技の中に,私がよく振っているのはしゃがみ強キック(5%),前ジャンプ強キック(11%)と隙が大きい技を振ってしまっている傾向があるようだ。また,トップ10で見てみると,ジャンプ攻撃について,私は前強キック(11%)が1つだけ入っているのに対して,全一の方はジャンプ前中キック(6%),中パンチ(6%),強パンチ(5%)と飛び込みでも変化をつけているのが分かる。

2-2.ヒット率

ヒット率を基に見てみると,

トップ5 全一
1 垂直ジャンプ弱キック(100, 0.04) 垂直ジャンプ強キック(91, 0.2)
2 垂直ジャンプ強キック(77, 1) 立ち強キック(82, 0.47)
3 立ち中キック(51, 8) しゃがみ強パンチ(81, 0.3)
4 立ち中パンチ(44, 14) 前ジャンプ強キック(78, 0.3)
5 前通常投げ(39, 6) 垂直ジャンプ弱パンチ(72, 0.4)

全一の方は1~4まで強攻撃,しかも全て1%以下の使用率。ということは通常は強攻撃を振らず,振るときには確定していて確実に当てられるときだけということが分かる。

3.固有技

3-1.使用率

最後に固有技(必殺技や特殊技)を見てみる。カッコ内は使用率とヒット率,使用率は全て足すと100%になるので,固有技内の使用率となる。

トップ5 全一
1 サイコシュナイデPP(25, 47) サイコシュピッツェ6大P(25, 31)
2 サイコシュピッツェ6大P(14, 24) サイコシュナイデPP(8, 85)
3 ブラウクラレ3大K(12, 36) サイコクーゲル立ち玉(7, 26)
4 EXサイコシュナイデPPP(7, 77) サイコトロンぺVスキル(7, 25)
5 サイコカノーネしゃがみ玉(6, 31) サイコフェーダージャンプ玉(7, 33)

固有技を見るとさらに傾向が違う。全一の方はとにかくサイコシュピッツェ(25%)を出していくスタイル。牽制で出しているのでしょう。恐らくサイコシュナイデは対空,サイコクーゲルはガードでプラス,サイコトロンぺはガードでも-2なので立ち回りで多用,サイコフェーダーはジャンプから出る特殊な玉なので多用している感じが見て取れる。対して私はサイコシュピッツェが14%と比較的よく使っている以外はサイコシュナイデ,ブラウクラレ,サイコカノーネとぶっぱや単調な起き攻めや遠くからの玉などあまり意味のない攻撃が多そう。

3-2.ヒット率

固有技をヒット率からみてみる。

トップ5 全一
1 サイコインプルスVリバース(100, 0.59) EXカタプルト(94, 5)
2 EXサイコシュナイデPPP(77, 7) サイコフリューゲルCA(92, 0.6)
3 EXカタプルトKKK(69, 3) サイコシュナイデ(85, 8)
4 カタプルトKK(57, 5) カタプルト(81, 2)
5 サイコシュナイデPP(47, 25) サイコアングリフ(81, 0.1)

これもはっきりと違いが出た。100%のサイコインプルスを除くと私の6位はサイコクリンゲしゃがみ玉VT2だった。ちなみに全一の方の6位はEXサイコシュナイデ。とすると,違いが出るのはサイコフリューゲルとサイコアングリフ。両方とも確認やコンボから出す技,かつ使用率も低いことからチャンスに確実に決めに来ている計算になる。

4.まとめ

全てみてみるとこんな感じだろうか。 * 立ち回りは必殺技に頼らず通常技を使う * サイコシュピッツェを除き,弱中攻撃を主体として立ち回る * 立ち回りで有効なのは,しゃがみ弱P,しゃがみ弱K,立ち中K,しゃがみ中P,立ち強Pあたり * 間合いが適当であれば立ち強Pとサイコシュピッツェを積極的に使う * 触ったときはサイコクーゲルかサイコトロンぺで〆る * Vスキル(サイコトロンぺ)を積極的に使う * CA,必殺技,サイコアングリフなどのコンボに組み込む技は確実に決める